リモートワークの後遺症!? (アメリカビジネスニュース)

August 12, 2023

リモートワークを知った労働者がオンサイト勤務でパフォーマンスを発揮できない理由


科学者によると、オフィスで効率的に仕事が進まない理由には、科学的な説明が可能です。ハイブリッドな働き方の影響で、私たちの脳は変化しています。 


2020年以前にフルタイムでオフィスで働いていた人が、以前のように出勤してパフォーマンス発揮できないのは、科学者にとっては完全に理にかなっていると言えるでしょう。 神経学者や行動科学者によれば、お互いに効果的に協力して働くという集団的な記憶喪失は、彼らにとってはまったく理にかなった状況だそうです。 


一部の労働者はオープンオフィスの環境で仕事を進めるために必要な脳内の筋肉の記憶を失い、その筋肉は鍛えられて強化される必要があるとされています。 リモートワークの数年後、脳の選択的な注意力や注意散漫を防ぐ能力が低下していると科学者は述べています。 


組織心理学者の科学者によれば、遠隔での仕事がどれだけ効果的であるかを知った事が、労働員のオフィス勤務に対しての不満を引き起こしています。 多くの労働者は、オフィス空間での周りの騒音やアクティビティに中断されない自律性を失っています。


ニューヨーク市のソフトウェアエンジニアであるMaryia Babinovaは、2021年に週に数日オフィスに行ってみましたが、効率的に仕事をすることがほぼ不可能だったと述べています。 彼女は、「私の1日の最初の30〜45分は、みんなに挨拶を行うのに費やされました。」と述べています。 さらに、彼女によれば、オフィスでの小さな時間の無駄遣いも大きな生産活動の低下につながっています。 例えば、オフィスのコーヒーマシンへの移動は、行列ができている場合には最大で15分かかることがあります。一方、自宅ではカフェインが手元にあり、作業を続けることができます。 


現在、彼女は別の都市からチームメンバーが訪問してきた場合にのみ、対面でオフィスに出席します。オフィスでは、難易度の低いタスクに取り組み、それらを完成させる事に集中しています。 

今日はリモートワークの後遺症として、なぜオフィスで集中できなくなっているか? についてご紹介でした。

参考:

https://www.wsj.com/articles/the-real-reason-youre-having-a-hard-time-getting-things-done-at-the-office-5dc138f1


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